1840年にパリで生まれ、1926年にジヴェルニーで亡くなった画家です。2026年は没後100年にあたります。
最初の妻カミーユを亡くしたあと、1883年に家族とともにジヴェルニーへ移り住みました。50歳を超えてから自宅で庭園造りを始め、池に育てた睡蓮を、天候や時間帯で表情を変える水面とともに繰り返し描きました。
国立西洋美術館の常設展では、2026年11月時点で、モネの作品11点が展示されています。松方幸次郎がモネ本人から購入した《睡蓮》(1916年、200.5×201cm)は、花や水面の影の細部を大胆に省略した表現が、後の表現主義や抽象絵画にもつながるモネの革新性を示すものと紹介されています。
同じく展示中の《舟遊び》(1887年)は、ジヴェルニーのエプト川で舟遊びをする家族を描いた作品です。川面を見下ろす視点と、右半分を断ち切った小舟の構図は、日本の浮世絵からヒントを得たと考えられており、モネは浮世絵のコレクターでもありました。ほかに《睡蓮、柳の反映》(1916年)、《しゃくやくの花園》(1887年)、《雪のアルジャントゥイユ》(1875年)なども並んでいます。
ポーラ美術館は、アジア最大といわれるモネのコレクション(油彩画19点)を持ち、1872年から1908年までの画業の移り変わりをたどれます。
| 展覧会 | 会場 | 会期 |
|---|---|---|
| モネ没後100年・開館25周年記念 あたらしい目―モネと21世紀のアート | ポーラ美術館 | 2026年6月17日 〜 2027年4月7日(開催中) |
| 常設展 | 国立西洋美術館 | 2020年1月1日 〜(無期限)(常設) |
アジア最大のモネ・コレクション19点の油彩画を全点展観。国内外18組の現代作家のまなざしと交差させる。
本館・新館の展示室で、松方コレクションを中心とした西洋美術を常設展示。
2026-11-03 に公式サイトで確認した内容です。