英国を代表する画家です。移ろう光や大気、荒れ狂う海や空など、刻々と変化する世界を描きつづけました。
ロンドンのテート美術館は、世界最大のターナー・コレクションを持っています。
2025年に生誕250周年を迎え、英国絵画史上もっとも偉大な画家ともみなされます。移ろう光や大気、荒れ狂う海や空に加え、産業革命期に人間が出しはじめた蒸気や煤煙まで、一定ではない世界の諸相を、ときに克明に、ときに抽象化して描きました。
その作品は、18世紀後半にエドマンド・バークやカントらが論じ、ロマン主義の芸術を語る鍵のひとつとなった「崇高」という概念を体現するものとして評価されてきました。国立西洋美術館のターナー展では、テート美術館の所蔵品から油彩画や水彩画など80点以上が並び、オラファー・エリアソンら現代の作家の作品と対話させる形で紹介されます。
| 展覧会 | 会場 | 会期 |
|---|---|---|
| テート美術館 ターナー展――崇高の絵画、現代美術との対話 | 国立西洋美術館 | 2026年10月24日 〜 2027年2月21日(開催中) |
世界最大のターナー・コレクションを誇るテート美術館から油彩・水彩など80点以上を紹介する回顧展。各章で現代美術作品と併置し、「崇高」の概念をめぐる対話を試みる。