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フィンセント・ファン・ゴッホ(1853–1890)

1853年にオランダのフロート=ズンデルトで生まれ、1890年にフランスのオーヴェール=シュル=オワーズで亡くなった画家です。印象派や日本の浮世絵などの影響を受け、独自の表現主義的な色彩表現を発達させました。

シンシナティ美術館展では《ポプラ林の中の二人》(1890年)が主な展示作品として紹介されています。

2027年秋のハマー美術館展でも、レンブラントやモロー、ゴーガンとともに作品が紹介される予定です。

《ポプラ林の中の二人》は、1890年7月に亡くなったファン・ゴッホが生前最後に仕上げたとされる作品のひとつです。6月には弟テオへ、「横1メートル、縦はわずか50センチ」という珍しい寸法のキャンバスに取り組み始めたと伝え、紫がかったポプラの幹が「柱」のように風景を垂直に横切っているとも書いています。

印象派が色と光の効果を忠実に記録しようとしたのとは違い、ゴッホは色を象徴的に使いました。弟への手紙では「目の前にあるものをただ正確に再現するのではなく、自己を強く表現するために、色をより恣意的に使っている」と述べています。

国立西洋美術館の常設展では、2026年11月時点で《ばら》(1889年、松方コレクション)が展示されています。1888年末に南仏アルルでゴーガンとの共同生活を始めたのち、翌1889年に入院したサン=レミの療養院に咲くばらを描いたもので、最晩年の作品に特徴的な、うねるような激しい筆づかいがすでに見られると紹介されています。

フィンセント・ファン・ゴッホの作品が見られる展覧会(3件)

会期の一覧

展覧会会場会期
シンシナティ美術館展 アメリカに渡ったヨーロッパの至宝上野の森美術館2026年10月10日 〜 2027年1月10日(開催中)
レンブラントからモネ、ゴッホ ハマー美術館展東京都美術館2027年9月11日 〜 2027年12月12日(開催予定)
常設展国立西洋美術館2020年1月1日 〜(無期限)(常設)

展覧会の内容

シンシナティ美術館展 アメリカに渡ったヨーロッパの至宝(上野の森美術館)

アメリカのシンシナティ美術館が所蔵するヨーロッパ美術の名品を紹介する展覧会。会期中無休。10月10日〜31日の平日は大学生以下が無料(要証明)。

レンブラントからモネ、ゴッホ ハマー美術館展(東京都美術館)

ロサンゼルスのハマー美術館のコレクションから、レンブラント、モロー、ゴーガン、ファン・ゴッホなど約70点を紹介する。

1990年にアメリカ・ロサンゼルスに開館したハマー美術館のコレクションを、まとまったかたちで紹介する日本で初めての展覧会です。

常設展(国立西洋美術館)

本館・新館の展示室で、松方コレクションを中心とした西洋美術を常設展示。

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この紹介の出典

2026-11-03 に公式サイトで確認した内容です。